第11回受賞者

松原敏春
受賞者
松原 敏春(まつばらとしはる)
受賞作品
「家族日和'93」

作品データ

放送日・放送局
1993年1月1日放送(テレビ朝日系)
脚本
松原敏春
演出
久野浩平
出演
杉浦直樹、山岡久乃、篠ひろ子、布施博ほか
受賞の言葉
晴れがましい場には縁のないライターと自分で納得していたが、去年、初めてノミネートされ賞が気になりだした。向田さんはあこがれの作家。これを励みにして、身の丈に合ったものを書いていきたい。
授賞理由
家族という人間関係の辺かを昭和世代の思いと時の流れの中で巧みなシチュエーションと笑いを含んだ語り口によって切りとり、象徴的な家族の情景として描いて見せた仕立てのよい作品である。
選考委員
大森幸男(放送評論家)/ 佐怒賀三夫(放送評論家)/ 遠藤利男(日本放送協会学園理事長)/ 久世光彦(演出家)/ 深町幸男(演出家)/ 早坂暁(作家)/ 寺島アキ子(作家)/ 堀川とんこう(プロデューサー)/ 小林武範(弊社TVガイド編集長)

受賞者プロフィール

生年
1947年2月11日
経歴

岐阜県出身。慶應義塾大学法学部卒。
学生時代、永六輔の放送作家集団「ニコニコ堂」に参加。「巨泉・前武ゲバゲバ90分」(日本テレビ)でプロの道へ入り、コントやバラエティーの構成作家として活躍する。1971年、三波伸介主演「てんつくてん」でドラマに進出、「かくれんぼ」(日本テレビ)で一本立ちする。以後、「熱中時代」「春よ来い」(日本テレビ)などを経て「金曜日には花を買って」(TBS)、トレンディードラマと称された「抱きしめたい!」(フジテレビ)や、ホームドラマ、時代劇まで幅広く活躍。また、佐藤B作率いる「東京ヴォードヴィルショー」に参加、舞台の作・演出も手がける。2001年2月6日、肺炎のため死去。享年53。

主な作品は、「あがり一丁」「気まぐれ本格派」「花咲け花子」(日本テレビ)、「間違いだらけの夫選び」「ハートに火をつけて!」「世界で一番君が好き!」(フジテレビ)、「花嫁人形は眠らない」「時間ですよふたたび」「結婚したい男たち」(TBS)、「腕におぼえあり2 帰ってきた用心棒」「かりん」(NHK)、「鶴亀ワルツ」(衛星第2)ほか。