第18回受賞者

北川悦吏子
受賞者
北川 悦吏子(きたがわえりこ)
受賞作品
日曜劇場「ビューティフルライフ」

作品データ

放送日・放送局
2000年1月16日~ 3月26日放送(TBS系)
脚本
北川悦吏子
演出
生野滋郎
出演
木村拓哉、常盤貴子、水野美紀ほか
受賞の言葉
心をこめて書いた脚本を、心をこめて選んで頂いたことに、感謝しています。人生は素晴らしいとい思う気持ちがメッセージでした。どんな状況でも人は生きる力を持っています。いい作品を書くことはもちろんですが、自分がどういう状況でも前向きで強くありたいと思っています。
授賞理由
時代の風を鋭くキャッチして映像化させた脚本は、いわば時代の歌の感じがする。セリフのテンポもうまくリズムにのり、まさに時代を歌う歌詩のようだ。
選考委員
市川森一(作家)/ 大森幸男(放送評論家)/ 久世光彦(演出家)/ 齊藤暁(NHKエンタープライズ相談役)/ 佐怒賀三夫(放送評論家)/ 寺島アキ子(作家)/ 早坂暁(作家)/ 深町幸男(演出家)/ 田中秀一(弊社TVガイド編集長)

受賞者プロフィール

生年
1961年12月24日
経歴

岐阜県出身。早稲田大学第一文学部卒
大学卒業後、広告代理店勤務を経てにっかつ撮影所に就職。企画営業部でドラマの企画を立てる傍ら、脚本を書き始める。「月曜女のサスペンス」(1989年 テレビ東京)で脚本家デビュー。「素顔のままで」(1992年 フジテレビ)の大ヒットを機に独立。その後もヒット作品を連発し、特に受賞作「ビューティフルライフ」の最終回は、41.3%の高視聴率を記録した。

主な作品は、「君といた夏」(1994年 フジテレビ)、「愛してると言ってくれ」(1995年 TBS)、「ロングバケーション」(1996年 フジテレビ)、「最後の恋」(1997年 TBS)、「Over Time-オーバー・タイム」(1999年 フジテレビ)、「Love Story」(2001年 TBS)、「空から降る一億の星」(2002年 フジテレビ)、「オレンジデイズ」(2004年 TBS)、「たったひとつの恋」(2006年 日本テレビ)、「素直になれなくて」(2010年 フジテレビ)、「お母さんの最後の一日」(2010年 テレビ朝日)、「月に祈るピエロ」(2013年 TBS)、「夏の終わりに、恋をした」(2014年 フジテレビ)、「月に行く舟」(2014年 TBS)、「運命に、似た恋」(2016年 NHK)ほか 。