第20回向田邦子賞
mukouda kuniko award
第20回受賞者
- 受賞者
- 岡田 惠和(おかだよしかず)
- 受賞作品
- 連続テレビ小説「ちゅらさん」
作品データ
- 放送日・放送局
- 2001年4月2日 ~ 9月29日放送(NHK)
- 脚本
- 岡田惠和
- 演出
- 榎戸崇泰 遠藤理史 大友啓史ほか
- 出演
- 国仲涼子、平良とみ、田中好子、堺正章ほか
- 受賞の言葉
- よく、受賞のスピーチで「皆さんの力で…」とありますが、本当に脚本家というものは自分一人では成立していなくてスタッフ、キャストの方々のお陰です。現場ではスタッフの方はより面白く演出し、役者さんたちもどんどん楽しんでくれて、調子に乗って書きました。母が沖縄の出身ですが自分は東京育ちなので、中間の立場として自分の何もかもが問われる作品でした。沖縄に感謝しています。
- 授賞理由
- 2500万人の視聴者へ向けてのドラマ作りは想像以上に難しい。岡田氏は、それに沖縄という扱いの難しい地域ドラマを国民的なドラマに仕上げられた。その巧みな手腕と手堅い手法を高く評価した。
- 選考委員
- 市川森一(第1回受賞者)/ 山田太一(第2回受賞者)/ 池端俊策(第3回受賞者)/ 早坂曉(第4回受賞者)/ 筒井ともみ(第14回受賞者)
受賞者プロフィール
- 生年
- 1959年2月11日
- 経歴
-
東京都出身。
雑誌のライターを経て、1990年「香港から来た女」(TBS系)で脚本家デビュー。主な作品は、「白鳥麗子でございます」(1993年 フジテレビ)、「南君の恋人」(1994年 テレビ朝日)、「夢のカリフォルニア」(2002年 TBS)、「君の知らないところで世界は動く」(2005年 NHK)、「君が光をくれた」(2006年 TBS)、「バンビ~ノ!」(2007年 日本テレビ)、「めぞん一刻」(2007年 テレビ朝日)、「無理な恋愛」(2008年 フジテレビ)、「小公女セイラ」(2009年 TBS)、「楽園」(2010年 テレビ朝日)、「おひさま」(2011年 NHK)、「最後から二番目の恋」(2011年 フジテレビ)、「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故」(2012年 WOWOW)、「泣くな、はらちゃん」(2013年 日本テレビ)、「スターマン・この星の恋」(2013年 フジテレビ)、「チキンレース」(2013年 WOWOW)、「木曾オリオン」(2014年 NHK)、「私という運命について」(2014年 WOWOW)、「心がポキッとね」(2015年 フジテレビ)、「奇跡の人」(2016年 NHK)ほか。