第15回向田邦子賞
mukouda kuniko award
第15回受賞者
- 受賞者
- 大石 静(おおいししずか)
- 受賞作品
- 連続テレビ小説「ふたりっ子」
作品データ
- 放送日・放送局
- 1996年10月7日 ~ 1997年4月5日放送(NHK)
- 脚本
- 大石静
- 演出
- 西谷真一ほか
- 出演
- 岩崎ひろみ、菊池麻衣子、三倉茉奈、三倉佳奈ほか
- 受賞の言葉
- なんだか夢のようだなあと思います。励まして支えてくれたスタッフや、いきいきと役を演じてくれた俳優の皆さんのおかげです。
- 授賞理由
- 輪郭の深い人物郡をちりばめて日々鋭いエピソードを重ね、テレビの大衆性を見事に造形して、朝のテレビ小説を革新した。
- 選考委員
- 大森幸男(放送評論家)/ 佐怒賀三夫(放送評論家)/ 遠藤利男(NHKエンタープライズ21社長)/ 早坂暁(作家)/ 久世光彦(演出家)/ 寺島アキ子(作家)/ 深町幸男(演出家)/ 市川森一(作家)/ 平松恵一郎(弊社TVガイド編集長)
受賞者プロフィール
- 生年
- 1951年9月15日
- 経歴
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東京都出身。日本女子大学国文学科卒。
大学を卒業後、女優を志し青年座の研究所に入る。24歳で甲状腺のがんを患い、3年後に再発。その体験が作品に独特の生命力を与える。
1981年、劇団「二兎社」を結成、1991年に退団するまで脚本、演出家兼女優として活躍する。1986年に書いた初のテレビドラマ「水曜日の恋人たち」(TBS)がヒット。たちまち売れっ子シナリオライターとなる。1991年以降も「デパート!夏物語」(TBS)、「ヴァンサンカン・結婚」(フジテレビ)、「おとなの選択」(TBS)、自著のドラマ化「わたしってブスだったの?」(TBS)、「長男の嫁」(同)と精力的に書きまくり、2000年10月からのNHKテレビ小説「オードリー」、2006年には、大河ドラマ「功名が辻」を執筆。主な作品は、「時間ですよ・たびたび」(1989年 TBS)、「ママってきれい!?」(1991年 TBS)、「長男の嫁2・実家天国」(1995年 TBS)、「オトナの男」(1997年 TBS)、「あきまへんで!」(1998年 TBS)、「アフリカの夜」(1999年 フジテレビ)、「冬のひまわり」(2004年 日本テレビ)、「暴れん坊ママ」(2007年 フジテレビ)、「四つの嘘」(2008年 テレビ朝日)、「ギネ 産婦人科の女たち」(2009年 日本テレビ)、「夏子と天才詐欺師たち」(2010年 テレビ朝日)、「セカンドバージン」(2010年 NHK)、「密の味~A Taste Of Honey~」(2011年 フジテレビ)、「クレオパトラな女たち」(2012年 日本テレビ)、「お天気お姉さん」(2013年 テレビ朝日)、「ガラスの家」(2013年 NHK)、「ゼロの真実~監察医・松本真央~」(2014年 テレビ朝日)、「セカンド・ラブ」(2015年 テレビ朝日)、「コントレール〜罪と恋〜」(2016年 NHK)、「家売る女」(2016年 日本テレビ)ほか。