第6回向田邦子賞
mukouda kuniko award
第6回受賞者
- 受賞者
- 田向 正健(たむかいせいけん)
- 受賞作品
- 「橋の上においでよ」
作品データ
- 放送日・放送局
- 1987年10月31日放送(NHK)
- 脚本
- 田向正健
- 演出
- 小林信一
- 出演
- 堤真一、南果歩、柴田恭兵、石田えり ほか
- 受賞の言葉
- この素敵な賞は故・向田邦子さんからのメッセージ、と思います。うれしいですね。これを機会にいただいた(本賞の特製)万年筆で思いっきり暗いドラマにトライしますよ。
- 授賞理由
- 都会の中の男女の真実を巧みな設定と優れた感性で描いている。
- 選考委員
- 大森幸男(放送評論家)/ 大山勝美(演出家)/ 久世光彦(演出家)/ 佐怒賀三夫(放送評論家)/ 寺島アキ子(作家)/ 早坂暁(作家)/ 山内久司(プロデューサー)/ 斉藤和夫(弊社TVガイド編集長)/ 石井源康(弊社TVガイド編集部)
受賞者プロフィール
- 生年
- 1936年9月27日
- 経歴
-
東京都出身。明治大学文学部卒。
大学卒業後、松竹・大船撮影所に助監督として入社。3年先輩に山田太一氏がいた。助監督の傍ら脚本を書き、1969年、自らの脚本で監督デビュー(「とめてくれるな、おっ母さん」)。同年、松竹を退社し木下恵介プロに入社、シナリオライターの道を歩み始めた。氏の名前を一躍有名にしたのが1976年、NHK朝の連続テレビ小説「雲のじゅうたん」。主演の浅茅陽子はこの一作で全国的な人気者となった。その後も《組織の中の人間たち》をテーマに、関西テレビ制作の「リラックス」では芸術祭大賞を受賞。大河ドラマ「武田信玄」、「信長」などダイナミックな作品を数多く出した。2010年3月5日、直腸がんのため死去。享年73。【ドラマ】
「冬の旅」、「誰かが私を愛してる」、「ひとさらい」(TBS)、「優しい時代」、「ロマンス」、「真夜中のテニス」、「徳川慶喜」(NHK)、「草野球・草家族」(テレビ朝日)ほか